スペインかぜVS東洋医学


コロナの話をする前に

1918年~1920年に

日本で大流行した

スペインかぜの話


歴史から学ぶことは重要


当時の日本政府が

どう対策したのか

知る必要がある


当時の日本は

人口5600万人


患者総数

2380万人


死者数

38万人


どれだけ

ひどい状況だったか


その中で

西洋医・東洋医は

どう治療していたのか


西洋医は

回復患者血清療法を

やっていたようであるが

詳細は割愛する


東洋医学の場合


漢方では


胃腸型に

香蘇散+半夏・白朮・茯苓


肺炎型には

小青竜湯+杏仁・石膏


脳症型には

升麻葛根湯+川芎・細辛・白朮


鍼灸では

外感熱病弁証により


風寒表証や風温表証

気分熱盛・肺胃熱盛など


患者ごとの

病期や病状によって

経穴(ツボ)をとり

治療していた


東洋医学の治療は

病期(病の進行状況)により

治療方法を変える


つまり

治療法は何通りも存在する


この病気には

この漢方薬

この経穴(ツボ)という

わけではない


鍼灸に関しては

毎日、経穴(ツボ)を変えて

治療することもある


病状は刻々と変化するので

経穴(ツボ)を変え

対応させる治療をする


まさに

当意即妙である


これらの治療で

死者を出さなかったと聞く


現在


先達の知恵をかり

コロナに対応できる


ありがたいことである


令和4年9月 吉日

東洋医学 鍼灸龍鳳院



#東洋医学の情報をたくさんの人に

 

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